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性病に悩まされる女性

淋病の症状と感染原因

淋病は代表的な性感染症のひとつで、原因は淋菌という細菌の一種です。
抗生物質が普及したため感染者数は一時減っていましたが、近年では増加に転じており、日本ではクラミジアに次いで2番目に患者の多い性感染症となっています。
性の低年齢化や、抗生物質の効かない耐性菌の増加が、その原因と考えられます。

淋菌が感染してから発症するまでの潜伏期間は、数時間から数日と比較的短いのが特徴です。
しかし最近では、潜伏期間が2週間以上になる症例も報告されています。
また統計では男性患者の数が、女性患者よりも圧倒的に多くなっていますが、女性が感染しにくいわけではありません。
女性は感染しても症状が軽く、自覚症状がある人は1~2割程度と言われています。
そのため自分では淋病とは分からないことが多いと考えられます。

淋菌そのものは乾燥や低温に弱いという性質があり、温かくて湿った下腹部や喉頭部などを好んで繁殖します。
女性の場合は子宮頸部や子宮頸管で繁殖することが多く、ほかに尿道や直腸や眼の粘膜に感染することもあります。
クラミジアと同様に、淋病に感染しているとHIVへの感染率が3~5倍にもなると言われており、症状がなくても軽視することはできません。

女性の淋病の症状

女性が淋病になった場合は、まず子宮頸管炎を発症して、下腹部に違和感を覚えたり性交時に痛みを感じたりすることがあります。
また子宮頸部が傷ついて、不正出血が見られる場合もあります。
さらに淋菌が原因で膀胱炎を発症することがあるので注意が必要です。
おりものの量が増えたり、黄色い膿のようなおりものが出たりすることも特徴のひとつです。
クラミジアの場合は粘度の低いおりものが出るので区別できます。

先述のように、こういった症状は誰にでも出るわけではないので気をつけてください。
無自覚のまま放置してしまうことも珍しくありませんが、炎症が広がると子宮内膜炎や卵管炎、骨盤腹膜炎などに進行する恐れがあります。
子宮内膜炎などは不妊の原因となりますし、妊娠している状態で淋菌に感染すると、胎児にも悪影響を与えかねません。
最悪の場合は胎児が失明したり、心内膜炎を発症したりする可能性があります。
また約3~18%が新生児肺炎を発症すると言われています。

このように女性の淋病は、一見大したことのない病気に見えますが、時間が経過するにつれてさまざまなリスクを生じます。
自覚症状がなくても、思い当たる節があるなら放置しておいてはいけません。

淋病の感染原因は?

淋病は性行為によってうつる病気なので、不特定多数の相手と性交渉を持たないことが予防になります。
ただしパートナーが風俗へ行ったりすると、完全に予防できるとは限りません。
そのような場合でもコンドームを適切に用いることで、感染を防止することができます。

性器同士の接触だけでなく、オーラルセックスなどで性器から口に感染することもあります。
喉に淋菌が感染した場合、たまに扁桃腺炎などの症状が見られますが、自覚症状はほとんどないことが多く、発見が難しいのが特徴です。
また喉に淋菌を持っていれば、ディープキスで口から口へ感染する可能性もゼロではありません。
淋菌は弱い菌ですが、感染者の使ったタオルから感染した例も報告されており、一応注意が必要です。

その他の代表的な感染経路としては母子感染が挙げられます。
母親から胎児にうつることは避けられないので、妊娠中の方は特に気を配る必要があります。
重い症状がみられないため、とりわけ女性の場合は軽視しがちな淋病ですが、パートナーとの関係を悪化させたり、子どもの人生を台無しにしてしまう恐れもあります。
自分自身の人生を守るためにも、感染予防には万全の配慮をすることが大切です。

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